白内障
白内障とは、目の中にある水晶体(レンズの役割をしています)が黄白色ににごり、視力が低下して物がかすんだり、ぼやけて見えたり、まぶしく感じたりするようになる病気です。白内障で一番多い原因は、加齢によるものです。特別な原因がなくても年齢とともに誰にでも起こります。
白内障の場合、下記のような自覚症状となって現れることがあります
- ものがかすんで見える
- まぶしくなる
- ものが二重、三重に見える
- めがねやコンタクトで調整しても、文字などが読みづらい
- 色が鮮やかに見えない
- 裸眼での視力が不安定である
白内障の治療
各種検査によって、白内障の有無、程度を診断いたします。手術が必要な場合は、当院で日帰り手術が可能です。白内障手術は濁った水晶体を取り除き、水晶体があった場所に人工の透明の眼内レンズを挿入します。眼内レンズには乱視を軽減するトーリック眼内レンズや遠近が見やすくなる多焦点眼内レンズ、両方の特徴をもったトーリック多焦点眼内レンズがあります。当院では多焦点眼内レンズについては3焦点の多焦点眼内レンズを主に選んでいます。